インバウンドツアーを実施しました!海外の人と東京の街を散歩

はじめに

こんにちは、金本です!
今回のテーマは、私が運営している「Tokyo Stroll Meetup」という活動を通じて得た気づきや、インバウンド集客におけるポイントについてです。この活動を通して、海外の方々と日本文化を共有しながら、どのように彼らの心を動かし、満足度の高い体験を提供できるのかを考えています。


Tokyo Stroll Meetupでやっていること

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清澄大橋にて

「Tokyo Stroll Meetup」は、直訳すると「東京散歩交流会」です。

ということで、東京の街を散策しながら、その土地の歴史や文化について解説するガイドツアーです。

毎週開催しており、私自身がツアーガイドとして同行し、日本の魅力をお伝えしています。この活動の背景には、Instagramでの活動があります。現在フォロワーは11万8千人を超え、海外の方々に日本語や日本文化を発信する中で、日本への興味や関心が非常に高いことを感じたため、このツアーを始めました。

ツアーの目的は以下の通りです:

  1. 海外の方々に日本文化を深く知ってもらうこと
  2. 私自身の知識をさらに深め、共有すること
  3. 海外の人々との接点を持ち続けること

12/29のツアー行程

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水天宮にて

昨日のツアーは、清澄白河からスタートし、以下のスポットを巡りました:

  1. 清澄白河
    • 深川江戸資料館(※閉館中のため外観のみ散策)
    • 清澄庭園・清澄公園
  2. 清澄大橋
    • 美しい景観を楽しみながら、写真撮影
  3. 水天宮
    • 有名な神社でお参り(参加者全員で実施)
  4. 九段下エリア
    • 靖国神社
    • 北の丸公園を散策
  5. 皇居エリア
    • 皇居周辺を歩きながら、歴史や地理的背景を解説

所要時間は約3時間(10:00~13:00)。途中で昼食を挟みながら、リラックスした雰囲気で進行しました。


インバウンド集客のヒント

この活動を通じて感じた、インバウンド集客やツアー運営におけるポイントを以下にまとめます。

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靖国神社にて

1. SNSの力を活用する

ルーマニアの参加者は「SNSを通じて日本を知り、行きたくなった」と語っていました。特にInstagramやショート動画のレコメンド機能が、日本旅行への興味を高めたとのことです。SNSは単なる情報発信ツールにとどまらず、潜在的な顧客を引き寄せ、認知から行動へとつなげる強力なツールです。

2. ツアーは「深さ」を重視

ツアーを計画する際、「広く浅く」よりも「狭く深く」の方が満足度が高いと感じました。例えば、皇居や北の丸公園のように限定されたエリアでも、歴史的背景や文化的意義を深く掘り下げることで、参加者に新しい発見を提供できます。SNSで事前に得た情報では触れられないようなディープな知識を提供することが、ツアーの価値を高める鍵です。

むやみやたらにあちこちに行く必要もないし、高級な料理を食べる必要もない。歩いているだけで十分素晴らしい体験ができるほど日本は豊かなコンテンツに溢れています。

3. 参加者同士の交流を促進

これは、毎回思うことですが、みなさん本当に主体的にmeetupに参加してくれます。

主催者としては大変助かりますよね。なんなら、参加者同士で仲良くなって、盛り上がってくれます。

ガイドが全てを取り仕切るのではなく、ある程度自由に楽しめる環境を作ることで、参加者の満足度が向上します。主体性を引き出し、参加者自身がツアーを盛り上げていく雰囲気を大切にしましょう。


情報の「落差」を演出する

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皇居の周縁にて

SNSで得られる情報は非常に多いですが、ツアーではそれを超える「情報の落差」を演出する必要があります。参加者が事前に調べられる範囲を超えた知識や体験を提供することで、「わざわざこのツアーに参加して良かった」と感じてもらえます。

例えば、以下のような情報を提供することで差別化が図れます:

  • 江戸城の堀が作られた理由
  • 柳の木が植えられている背景
  • 歴史的出来事に基づくエリアの意義

これらの「深さ」を持つ情報は、SNSでは得られない価値として参加者に響きます。


まとめ

インバウンド集客やツアー運営の成功には、「SNSを活用した認知拡大」「深い知識の提供」「自由でリラックスした雰囲気づくり」が重要です。今回のTokyo Stroll Meetupを通じて改めて感じたのは、情報の深さと体験のオリジナリティがツアーの価値を決定づけるということでした。

これからも日本文化の魅力を発信し、多くの海外の方々に日本を知っていただけるような活動を続けていきます。皆さんもぜひ、自身の活動やサービスにこれらのポイントを取り入れてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!では、また次回お会いしましょう!

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