訪日外国人2500万人超え 日本を訪れる人たちは、どこで何をしている?

訪日外国人の数が急増している日本。

特に最近では年間2500万人を超える外国人観光客が訪れており、その勢いはとどまるところを知りません。

彼らは一体どこで何をしているのか?

今回は、そんな訪日外国人の消費行動に迫ってみます!

  1. 訪日外国人の数の推移

日本を訪れる外国人観光客の数は、ここ10年で劇的に増加しました。

たとえば、2010年には約860万人だった訪日外国人が、2019年には3188万人にまで増えています。

LCC飛行機の誕生やビザの緩和、さらには日本政府による観光プロモーションの効果でここ数年の日本のインバウンドの伸び率は高いです。

コロナによる一時的な落ち込みはあったものの、2023年以降、急速に回復し、再び2500万人を突破。

さらに円安という追い風もあり、特に東南アジアや欧米からの観光客が増加。

その勢いはコロナ禍以前を超えています。

  • 日本を訪れる主な理由<h2>
インバウンド消費動向調査(旧 訪日外国人消費動向調査) | 観光統計・白書 | 観光庁

訪日外国人はなぜ日本を選ぶのか?項目ごとに詳しく見てみましょう!

日本食の魅力

寿司やラーメン、和牛といった日本料理は、世界的にもその名を轟かせています。

グラフにもあるように多くの観光客が「本場の味」を体験したいと、日本を訪れています。特にラーメンは外国人観光客にとって人気のスポット。

買い物

日本製品の信頼性と品質の高さは、世界中で高く評価されており、特に、ドラッグストアで購入できる化粧品や医薬品、スキンケア製品、健康グッズなどが人気です。

日本ならではの商品としては、伝統的な工芸品や食べ物(抹茶関連商品や和菓子など)も人気の一つです。

銀座や新宿、大阪の心斎橋といったショッピングエリアは、連日多くの外国人で賑わっています。

街歩き

都市部や地方を問わず、街歩きは訪日外国人にとって大きな楽しみです。

東京の下町エリア(浅草や谷中など)や京都の祇園、大阪の道頓堀といった場所では、伝統的な日本の風景を満喫しつつ、地元の飲食店やショップを巡るのが楽しみという人が沢山。

古い町並みが残る飛騨高山や倉敷美観地区、さらには現代的なアートの街・直島も最近、注目されています。

3. 海外の人の消費行動

インバウンド消費動向調査(旧 訪日外国人消費動向調査) | 観光統計・白書 | 観光庁

日本を訪れた外国人観光客は、一体どんなものにお金を使っているのでしょうか?

街歩き

意外にも思えますが街歩きは訪日外国人には人気です。特に人気があるのは、東京の「浅草」、大阪の「道頓堀」、京都の「祇園」や「清水寺周辺」といった観光地になります!

浅草では浅草寺や仲見世通りでの散策、道頓堀ではグルメやショッピング、祇園や清水寺周辺では古都の雰囲気や街並みを楽しみ、最近では東京都内の「渋谷スクランブル交差点」や現代アートを体験できる「チームラボプラネッツ」も人気です。

買い物

訪日観光の大きな目的のひとつが買い物です。特に、ドラッグストアで購入できる化粧品や医薬品が人気。マスクや湿布、日本製のスキンケア製品は、お土産としてもよく買われます。また、円安もあり高級ブランドのバッグや時計、さらには家電製品をまとめ買いする姿も珍しくありません。高級店に外国人の長蛇の列は、最近ではよく見かける光景です。

食事

そして何よりも多くのお金が使われるのが、食事!

ミシュランガイドで紹介されるような高級料理店から、地元の居酒屋や立ち食いそばまで、さまざまな価格帯のグルメが人気を集めています。

特に寿司や天ぷら、鉄板焼きといった日本独自の料理は、「一度は食べてみたい」と大人気。

まとめ

訪日外国人の増加は、日本経済にも大きな影響を与えていますが、地域ごとに観光客を分散させたり、インフラを整備したりと、課題もあります。

しかし、彼らが日本を選ぶ理由や行動を知ることは、観光業の未来を考える上で非常に重要です。

あなたの街にも、彼らが訪れているかもしれません。

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